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【英検1級】勉強時間はどれくらい必要?0から始めて合格できるかも解説!

英検1級 勉強時間は どれくらい必要?

英語力の証明として広く認知されている英検。その最高峰である1級は、多くの人にとって憧れの存在です。しかし、「英検1級の勉強時間はどれくらい必要なのか」「0から始めて合格できるのか」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

このブログでは、英検1級合格を目指す方に向けて、必要な勉強時間や効率的な勉強法やについて詳しくご紹介します。これから英検1級に挑戦しようと考えている方はもちろん、すでに勉強を始めている方にとっても参考になる情報が満載です。

それでは、英検1級合格への道のりを一緒に歩んでいきましょう。

目次

英検1級とは?難易度と求められる英語力

英検1級は日本英語検定協会が実施する英語能力試験の最高レベルです。この級はネイティブスピーカーに近い英語力を持つと評価される難易度となっています。

英検1級に求められる英語力は以下の通りです。

  • 社会性の高いテーマについて、複雑な議論を理解し、参加できる
  • 学術的な文章や専門的な報告書を理解できる
  • 自分の意見を論理的かつ説得力のある方法で表現できる
  • 幅広い語彙と高度な文法知識を持っている

この難易度を考えると、「0から英検1級を目指すのは無理なのでは?」と思われるかもしれません。しかし、適切な学習法と十分な勉強時間を確保すれば、決して不可能ではありません。

次の章では、それぞれの英語習得レベル別で具体的な勉強時間について見ていきましょう。

英検1級取得までの所要時間は?レベル別で解説

英検1級取得までの時間は、現在の英語力によって大きく異なります。異なる英語レベルの人々が英検1級を目指す場合の目安と注意点をご紹介します。

1. 現在英検準1級を取得している場合

推定所要時間:6ヶ月〜1年

準1級から1級へのステップアップは、比較的短期間で達成可能です。しかし、1級と準1級の間には大きな差があることを認識しておく必要があります。

学習のポイント:

  • 高度な語彙・表現の習得(週100〜200語のペース)
  • アカデミックな文章の読解力強化
  • 複雑な議論を理解し、参加する能力の向上
  • ライティング力の強化(論理的な文章構成)

注意点:

  • 安易に考えず、集中的な学習が必要
  • 実践的な使用機会を増やすことが重要

2. 現在英検2級を取得している場合

推定所要時間:1年〜1年半

2級から1級への道のりは長く、継続的な努力が求められます。

学習のポイント:

  • 基礎文法の完全習得
  • 語彙力の大幅な増強(1日50〜100語のペース)
  • リーディング量の増加(1日1時間以上)
  • リスニング力の強化(ニュース、講義の理解)
  • スピーキング・ライティングの実践的トレーニング

注意点:

  • モチベーション維持が課題となる可能性大
  • 中間目標として準1級の取得を視野に入れる

3. 現在英検3級を取得している場合

推定所要時間:2年〜3年

3級から1級までは長い道のりですが、数年間、こつコツと学習を積み重ねることで達成可能です。

学習のポイント:

  • 基礎からの体系的な文法学習
  • 語彙力の強化(まずは2級レベルを目指す)
  • 日々の英語学習習慣の確立(2〜3時間/日)
  • 英語での情報インプットの増加(ニュース、記事、本)
  • スピーキング・ライティングの基礎力強化

注意点:

  • 段階的な目標設定(まず2級、その後準1級)
  • 学習方法の定期的な見直しと調整

0から英検勉強を始める場合は?

中学レベルの英語もあやふやで、ほぼ英語初心者の方の場合、英検1級取得までどれくらいの時間がかかるのでしょうか。0から英検勉強を始める場合についても英検1級取得までにかかるであろう時間について解説します。

推定所要時間:3年〜5年

基礎からのスタートとなるため、長期的な視点と強い意志が必要になります。

この推定時間はあくまでも目安です。個人の努力、素質、英語学習時間、環境によって異なることをご理解ください。

学習のポイント:

  • 中学・高校レベルの文法の徹底復習
  • 基本的な語彙力の構築(1日20〜30語から始める)
  • リーディング・リスニングの基礎力養成
  • 英語に触れる時間の大幅な増加(毎日最低1時間)
  • スピーキング・ライティングへの段階的取り組み

注意点:

  • 焦らず、着実に基礎を固めることが重要
  • 小さな成功体験を積み重ねる(3級、準2級などの取得)
  • 英語学習を日常生活に組み込む工夫が必要

現在の英語力で英検1級までの時間は変わる

英検1級取得までの道のりは、現在の英語力によって大きく異なります。しかし、どのレベルからスタートしても、適切な学習計画と継続的な努力があれば、必ず達成可能な目標です。

重要なのは、自分の現在のレベルを正確に把握し、それに応じた現実的な計画を立てることです。また、定期的に学習方法を見直し、必要に応じて調整することも成功の鍵となります。

英検1級は単なる資格ではなく、高度な英語運用能力の証です。その取得過程で得られる知識とスキルは、キャリアや人生の様々な場面で大きな価値を持つことでしょう。

効率的な英検1級の勉強法

英検1級合格を目指す上で、効率的な勉強法を身につけることは非常に重要です。ここでは、英検1級を合格するための勉強法について、おすすめの参考書を提示しながら解説します。

単語学習:

おすすめの参考書は次の3つです!

a) 『DUO 3.0』(アイシーピー)

  • 基本的な単語から応用まで幅広く学べます。例文とともに単語を覚えられるので、文脈での使い方も理解できます。
b) 『速読速聴・英単語 Core 1900』(Z会)
  • 頻出単語を効率的に学習できます。音声CDつきで、リスニング力も同時に鍛えられます。
c) 『英検1級 単語・熟語マスタリー2000』(旺文社)

    学習方法

    • 1日50-100語のペースで新出単語を学習します。
    • 定期的に復習します。
    • 単語テストアプリ(例:Quizletなど)を活用し、隙間時間を利用して学習します。

    文法・語法:

    おすすめの参考書は次の2つです!

    a) 『英検1級 でる順パス単』(旺文社)

    • 検1級レベルの重要文法項目を網羅しています。出題頻度順に学習できるので、効率的です。

    b) 『TOEFL iBT TEST 英文法問題450』(アルク)

    • TOEFL向けですが、英検1級レベルの文法も十分にカバーしています。
    • 実践的な問題で応用力が身につきます。

      学習方法

      • 各文法項目を学んだ後、例文を作成して理解を深めます。
      • 文法項目ごとに練習問題を解き、適用力を養います。

      リーディング:

      おすすめの参考書は次の2つです!

      a) 『英検1級 リーディング問題 New Edition』(旺文社)

      • 級形式の長文問題が豊富に収録されています。解説が詳しいので、自学自習に適しています。

      b) 『The Japan Times』や『The New York Times』などの英字新聞

      • 実際の英文に触れることで、生きた英語を学べます。
      • 時事問題の知識も身につきます。

        学習方法

        • 時間を計って問題を解き、本番の時間感覚をつかみます。
        • 分からない単語はその場で調べず、文脈から推測する練習をします。
        • 読んだ後、要約を書いて理解度を確認します。

        リスニング:

        おすすめの参考書は次の2つです!

        a) 『英検1級 リスニング問題 New Edition』(旺文社)

        • 実際の試験と同形式の問題で練習できます。様々な話題、アクセントに触れることができます。
        b) BBC World Service, CNN, TED Talksなどのオンラインリソース

          学習方法

          • 毎日30分以上、英語音声を聴く習慣をつけます。
          • シャドーイングを行い、発音やイントネーションを改善します。

          ライティング・スピーキング:

          おすすめの参考書は次の2つです!

          a) 『英検1級 ライティング問題 New Edition』(旺文社)

          • 実践的な問題と詳細な解説で、ライティング力を向上させられます。面接試験対策に特化した参考書です。
          b) 『英検1級 面接・攻略ポイント』(旺文社)

            学習方法:

            • 毎日英語で日記を書く習慣をつけます。
            • スピーキングパートナーを見つけ、定期的に会話練習をします。

            総合対策・過去問:

            おすすめの参考書は次の2つです!

            a)『英検1級 過去6回全問題集』(旺文社)

            • 最新の出題傾向を把握できます。実際の試験と同じ形式で練習できます。
            b) 『英検1級 合格特訓ゼミ』(Z会)

            • 各セクションの対策が詳しく解説されています。
            • 模擬試験も含まれており、総合的な実力確認ができます。

              学習方法:

              • 週1回は模擬試験を解き、時間配分や解答テクニックを身につけます。
              • 間違えた問題は必ず復習し、同じ間違いを繰り返さないようにします。

              これらの教材を組み合わせて使用し、バランスの取れた学習計画を立てることが重要です。また、英語に触れる機会を日常的に増やすことも効果的です。例えば、英語のポッドキャストを聴いたり、英語の映画やドラマを字幕なしで視聴したりするなど、楽しみながら学習を継続することをおすすめします。

              モチベーション維持のコツ

              英検1級の勉強は長期戦になります。そのため、モチベーションを維持することが非常に重要です。ここでは、長期的な学習を乗り切るためのコツをご紹介します。

              1. 明確な目標設定

              まずは、なぜ英検1級を目指すのか、自分自身の目的を明確にしましょう。例えば:

              • キャリアアップのため
              • 留学や海外勤務のため
              • 自己成長のため

              目的が明確になれば、つらい時期も乗り越えやすくなります。

              2. 小さな目標を設定し、達成感を味わう

              大きな目標だけでなく、日々の小さな目標も設定しましょう。例えば:

              • 毎日10個の新しい単語を覚える
              • 週に1回、英語で日記を書く
              • 月に1冊、英語の本を読み切る

              これらの小さな目標を達成することで、定期的に達成感を味わうことができます。

              3. 学習の記録をつける

              学習の進捗を可視化することで、自分の成長を実感しやすくなります。以下のような方法があります:

              • 学習時間を記録する
              • 覚えた単語数をカウントする
              • 定期的に模擬テストを受け、スコアの推移を記録する

              記録をつけることで、努力が形になり、モチベーション維持につながります。

              4. 仲間と一緒に学ぶ

              同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶことで、互いに刺激し合えます。以下のような方法を試してみましょう:

              • オンライン英語学習コミュニティに参加する
              • 英語学習友達を作り、定期的に進捗を報告し合う
              • 英語ディスカッショングループに参加する

              仲間の存在は、モチベーション維持の大きな助けになります。

              5. 適度な休息を取る

              集中して勉強することも大切ですが、適度な休息も重要です。以下のようなバランスを心がけましょう:

              • 1時間勉強したら10分休憩する
              • 週に1日は完全な休養日を設ける
              • 気分転換のために、英語以外の趣味の時間も確保する

              休息をしっかり取ることで、長期的な学習を継続する体力と精神力が養われます。

              6. 自分へのご褒美を用意する

              目標達成時には、自分へのご褒美を用意しましょう。例えば:

              • 1ヶ月間毎日勉強を続けたら、お気に入りの映画を観る
              • 模擬テストでスコアが上がったら、好きな食事を楽しむ
              • 英検1級に合格したら、海外旅行に行く

              ご褒美を楽しみにすることで、モチベーションアップにつながります。

              これらのコツを活用し、自分なりのモチベーション維持の方法を見つけていくことが大切です。長期的な学習は決して楽ではありませんが、コツコツと努力を積み重ねることで、必ず目標に近づいていくはずです。

              英検1級合格者の体験談:0からスタートして成功した方々の声

              英検1級合格は決して簡単な目標ではありませんが、0からスタートして成功を収めた方々が多くいらっしゃいます。ここでは、そういった方々の貴重な体験談をご紹介します。これらの声は、これから挑戦する方々にとって大きな励みになるでしょう。

              Aさん(28歳、会社員)の場合

              Aさんは、大学卒業後に英語学習を本格的に始めました。

              「最初は英検2級レベルからのスタートでした。毎日3時間、休日は6時間の学習を1年半続けました。特に力を入れたのはリーディングとリスニングです。英字新聞を毎日読み、CNNなどのニュースを字幕なしで視聴しました。また、週に1回はネイティブスピーカーとオンライン英会話を行い、スピーキング力も鍛えました。合格までの道のりは長く感じましたが、小さな目標を立てて達成感を味わいながら進めたことが、モチベーション維持につながりました。」

              Bさん(35歳、主婦)の場合

              Bさんは、子育ての傍ら英検1級学習に取り組みました。

              「私の場合、英語学習と育児の両立が大きな課題でした。そこで、子供の就寝後の2時間を集中的に学習時間に充てました。また、家事をしながら英語のポッドキャストを聴くなど、時間の使い方を工夫しました。特に効果があったのは、英語の育児書を読むことです。興味のある分野だったので、楽しみながら語彙力を伸ばすことができました。合格までに2年かかりましたが、諦めずに続けたことが成功の鍵だったと思います。」

              Cさん(22歳、大学生)の場合

              Cさんは、大学1年生から英検1級合格を目指しました。

              「高校時代は英語が得意ではなかったのですが、大学で留学を目指すうちに英語の重要性を実感しました。1日1時間の学習から始め、徐々に時間を増やしていきました。最も効果があったのは、英語の専門書を読むことでした。自分の興味のある分野の本を読むことで、高度な語彙や表現を自然に吸収できました。また、YouTubeで英語のレクチャーを視聴し、アカデミックな英語にも慣れるようにしました。1年半の学習で合格することができ、その後の留学にも大いに役立ちました。」

              これらの体験談からわかったこと

              1. 継続的な学習:毎日一定時間を確保し、長期的に取り組む
              2. 興味のある分野を活用:自分の関心事と英語学習を結びつける
              3. 多様な学習方法:読書、ニュース視聴、会話練習など、様々な方法を組み合わせる
              4. 目標設定:短期的な目標を立て、達成感を味わいながら進める
              5. 工夫と努力:生活スタイルに合わせた学習方法を見つける

              自分のペースで着実に学習を積み重ねていけば、必ず目標に到達できるはずです!

              【まとめ】英検1級取得までの時間

              ここまで、「英検1級 勉強時間 0から」というテーマで、詳細な情報をお届けしてきました。最後に、これから英検1級に挑戦する方々へのメッセージを記したいと思います。

              英検1級への挑戦は、決して容易なものではありません。しかし、0からのスタートであっても、適切な学習法と強い意志があれば、必ず達成可能な目標です。

              この記事でご紹介した様々な方法や体験談は、あくまでも参考例です。重要なのは、自分に合った学習スタイルを見つけ、それを継続していくことです。

              時には挫折を感じる瞬間もあるかもしれません。しかし、そんな時こそ、なぜ英検1級を目指すのか、その先にどんな未来が待っているのかを思い出してください。高度な英語力は、あなたの人生に新たな可能性をもたらす大きな武器となるはずです。

              また、学習の過程そのものにも大きな価値があります。英語力の向上だけでなく、目標に向かって努力を続ける力、時間管理能力、そして自己管理能力など、人生の様々な場面で活きるスキルを身につけることができます。

              この記事が、英検1級合格を目指す方々の道しるべとなり、少しでも力添えになれば幸いです。皆さんの挑戦と成功を心よりお祈りしております。

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